2011年05月28日
http://www.nitroplus.co.jp/game/kikokugai/
18禁版の自分の感想はこちら↓
http://brothersister.dreamlog.jp/archives/1064448.html
事前宣伝どおり、シナリオに全年齢用の目だった改変はありませんでした。旧作からのファンも安心。
今作は全年齢版というか、15歳以上推奨でしたか。
ま、さすがにえろすなモザイク絵はNGなのですが、そこは一枚絵のアングルを変えてモザイク不要にした程度の変更で、大きくは変わってません。もともとえろす分は薄かったし。
あ、朱姐御のエロシーンはちょっとぼかされてたと思います(たぶん)。何のカウントダウンかは明記せず。しかし、文字は自重したけどイラストのいかがわしさはむしろアップ。いい仕事してます。
・濤羅
記憶にあるよりもずっと、妹ラブでした。ちょっと気持ち悪くて引くレベル。わーい。
妹が一緒にお風呂に入ってくれなくなって寂しかったこと。
妹の髪を結う優越感の記憶。
それから、本編の兄様はけっこう外道な面もあったことを思い出しました。さすが凶手。まさに鬼。
あと、旧作は生え際やばかったのが修正された(笑
・井上和彦さん
さすがにドラマCDのときよりはお年を召された声に。
ですが、いい感じに枯れて、幽鬼っぽさは増したと思います。
・速水奨さん
良い……。
鈴置さんバージョンとはまた違った魅力のある豪軍になりました。より憎しみの比重が大きい。
聴き比べると、鈴置さんは絶望寄りだったなと。
どちらも良いものです。ああ、すてき。
・田村ゆかりさん
ドラマCDよりも、セリフの多さが手伝ってか、かわいいシーンが増えました。
純粋にかわいい声、嬉しそうな声もあって、瑞麗の淑女さもアップですよ。
・呉榮成(ン・ウィンシン)
芳忠さんの悪党声がすてきな社長。
ドラマCDでは呼びやすさ重視で「ウ」さんに変更されてたのですが、今作では原文どおり「ン」さんでした。
日本語では聞き馴染みのない名字なので、ちょーっと違和感ありましたが(声優さんによって言いやすい/言いにくいもあったように聴こえた)、ま、そういう名前だもんね社長。
・3D
アサルトギア、すげえ。
動画で変形します。がっしゃがっしゃ動きます。
時間にしたら数秒程度の動画ですが、テンション上がります!
変形の動かし方は、ブラスレイターのパラディンを彷彿とさせる感じ。
あー、いいなあこのぶちこみ感!
未来ハイテク兵器と古風な武術がごっちゃ混ぜ。
・音楽とか
BGMは旧作から変更なし。
エンディングも「涙尽鈴音響」です。
PVで使用されていた新曲「Soul for the Sword」は劇中ではかからず。PV限定の歌ですね。クリア後に表示される音楽館でも聴けます。
PVは、メニュー画面を一定時間放置してると再生されて見ることができます。ニトロゲーとしては新しい仕様かと。コンシューマーゲームみたいでおもしろい。
クリア後は、各章の頭から再生できるメニューが表示されます。これいいですね。DVDのチャプターメニューみたいな感じで、読み返すときに便利。
・ニトダイ通販特典のメタルカード
メタルカード、って初めて見たのですが、いい感じです。
金属板の表に兄様、裏にゆーぽん画ルイリーが印刷されてて、表裏一体。
金属板を傾けて兄様がかっこいい角度(光り方)を見つけるのが楽しい~。
以下、ネタバレを含む感想です。
・濤羅
ルイリーに押し倒される兄様を井上声で聴けてよかった……!
どんどん弱っていくのが声でわかって、ああ、声付きっていいなぁ。
・豪軍
豪軍のルイリー(ロリ人形)との会話、優しい中に切なさが混じってた。なんて複雑な声だ。
恋破れて、絶望して、今はもう穏やかに慈しむしことしか許されない男。
瑞麗は決して自分を見てくれないのに、それでも彼女から離れられない。そういう、ある種みっともないところが良いのです。
どこまでが瑞麗の考えた本来の筋書きで、どこからが豪軍のアレンジだったのか。なんとなくほのめかされてますが、瑞麗が準備したのは自分を分割するところまでで、そのあとの血生臭い地獄はホージュンのお膳立て、といったところでしょうか。
これは豪軍の濤羅への復讐でもあったのですね。彼女の(自分の)味わった地獄を思い知れと。
……夫婦の初共同作業がこれとかまじぱねえ。
最期のホージュンの表情は、卑怯ですよ……。あんなに切なげだったか。
・瑞麗
「あにさまがだいすきなホオジュン」
を聴いて、瑞麗が豪軍を巻き込んだのは、嫉妬もあったのかなと思った。
もちろん、この策略には豪軍のもつ財力と裏社会コネクションが不可欠なので、絶対的に必要な駒なのですが。
最後のセリフが、本当に嬉しそうで、腹黒さよりもかわいい人という印象が強くなりました。ドラマCDのときはもっと腹黒さのにじみ出た声で演技されてたので。原作になってセリフ量が増えると色んな表情を詰め込めていいですね。
ルイリ2体のエロシーン(自分×自分の実質自慰のやつ)も健在でした。ゆかりん、これOKなんだ! ありがとう!
虚淵さんの女性キャラはしたたかさが魅力的だなーとつくづく思いました。一般的な萌えキャラにはあんまり求められてないであろう、えぐいしたたかさ。
濤羅が電源を落とそうかと考えたことを機敏に察して態度を変えるロリルイリとか、そういうの。とっても女の子らしいなーって思って、かわいい。
・ペトルーシュカ
演出が強化されてました。
もちろんホラー的な意味で。
て・ん・じょ・う! て・ん・じょ・う!
萌えポイントは、多脚と悲鳴ですね。
・濤羅と豪軍
瑞麗に惹かれた男2人という構図なのですが、この2人は腐的な意味でもかーなーり萌えます。
……腐女子の業ですよ笑ったってくださいな。
2人の間に恋愛感情があるとか思ってるわけじゃないんです。
そうじゃなくて、2人の間にある妄念・執念・憎悪・愛情、すべてが濃い。それで十分すぎる。
虚淵さんはもちろん狙ってるわけでは全然なくて、ナチュラルに香港ノワールや武侠物的な男の絆を書いたらこうなったんだと思うんですが、そういうの大好物ですたまらん。