2006年08月11日

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孔濤羅(コン・タオロー):兄:剣鬼、妹思い
孔瑞麗(コン・ルイリー):妹:天真爛漫?
関係:実兄妹(仲良し、しかし実は……)

『鬼哭街』ニトロプラス※18才未満厳禁(18禁PCゲーム、ドラマCD)
暗殺者であった孔濤羅が、殺された妹の仇を討つため、そしてバラバラにされた妹の魂を取り戻すため、5人の仇を求めて魔都・香港を駆けるサイバー武侠伝。

以下、激しくネタバレなので、「続きを読む」からどうぞ。

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ニトロプラス 2004-02-27


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↑の兄妹像は、物語当初のタオローの視点から見たもの。
物語を通じて見えてくる兄妹像は↓

孔濤羅(コン・タオロー):兄:鈍感
孔瑞麗(コン・ルイリー):妹:策略家
関係:実兄妹(妹→兄で恋慕)

タオローは、兄弟子の劉豪軍(リュウ・ホージュン)の元へルイリーを嫁がせることで、妹が幸せになれると信じていた。
しかし、ルイリーが真に想いを寄せていたのは兄であるタオローただ1人。
タオローは気づかない。ルイリーの想いにも、苦しみにも、絶望にも。
やがてルイリーは、自らを殺し、その魂を兄に集めさせることを思いつく。そうすれば、兄が自分だけを見てくれると信じて。

妹の想いをホージュンから聞かされたタオローは、動揺し、否定の言葉を口にする。それを許さず苛烈に責めたのは、ルイリーの元婚約者ホージュンだった。ホージュンは、ルイリーの想いに、絶望に気づこうとしなかったタオローの罪を暴き、刃先に乗せる。
死闘の果て、ホージュンは死に、タオローは自分も死期が近いことを悟る。
そして結末は、死にゆくタオローの魂を、ルイリーが自らの魂を入れた機械の中で混ぜ合わせ、だれにも邪魔されない世界で2人っきり、永遠のときを手に入れる。

兄妹もの私内最高峰!

切なさとか儚さとか禁忌とか、そのあたりのツボつかれまくりです。
基本的な手順をぶっちぎっちゃって、行くとこまで行っちゃったところも素晴らしい!

タオローは、妹想いの兄ですが、それ以上ではないので、恋慕中の妹としては辛かったろうなぁ……。
だれよりも自分を大切にしてくれるのに、自分のような強い想いは共有してくれない。気づいてもくれない。まだ、いい人でもいたらあきらめもつくのに、と恨みもしたでしょうよ。

ルイリーは、ほぼタオローかホージュンの口からしか語られないので、彼女の真実は藪の中です。
タオローから見たルイリーは、天真爛漫な愛しい妹。
ホージュンから見たルイリーは、求める愛が得られないことに絶望し、狂っていった哀れな女性。
しかし、ルイリー自身が彼らは私のことを知らない、とほのめかしているので、そのどちらも違うのでしょう。

ぶっちゃけ、自分の想いに気づいてくれなかった兄への憤りって、かなりあったと思うのですよ。
だからこそ、物語中でタオローが苦しむような方法をわざと取ったんじゃないかと。
タオローは妹の魂を集めるために命削って血反吐はいて奔走します。最終的に1つになりたいだけなら、そこまでさせる必要ないです。まぁ、健康体のタオローに詰め寄っても剣の道を選ばれるかもしれない、という打算があったのかもしれませんが。

ルイリーは、こんなんなるまでに、真っ当なアプローチもしてみたんじゃないでしょうか。
統合後のルイリー見る限りでは、おとなしく絶望する子には見えません。自分殺害という極端に走る前に、別の方向で行動してそう。「兄様が好きです。……なんて言ったら、どうします?」って詰め寄るとか、際どい格好でしなだれかかるとか。あ、ヤバイそれときめく。
魂再統合で性格が変質してる可能性もありますけどね。

(22:24)

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